コピーの筋トレ 案その①

ダンベルプレート

昨日、「コピーライターの筋トレ」という文章を書きました。書くだけじゃナンなんで、実際どんな筋トレがあるのか考えてみることにします。これはあくまでコピーライター中村禎が考えることなので、誰もに役立つ筋トレかどうかは知りません。とりあえず、思いつくままに書いてみます。
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30才、電通に移籍した頃、なかなか馴染めず仕事がヒマだったボクに、親分の仲畑さんが声をかけてくれたことがあった。「言葉から離れないようにしとけよ」だった。文庫本の小説でもいい、落語を聞くのでもいい、日本語を見たり聞いたり書いたりすることから離れるな、ということだったと思う。

コピ筋①句をつくる

七・七の句「武玉川」を書く。これは土屋耕一さんの言葉遊びとしての句で、五・七・五よりも短い分むずかしいかもしれない。(土屋耕一さんの武玉川
Posted on 2013年3月27日参照)コピーライター養成講座専門コース中村組の講座の中でもこれを「遊び」としてやっているが、これも筋トレになるんじゃないかと思う。(あるテーマで句を詠み、持ち寄って、自分がいいと思う句に投票し100円をあげる。ボクも出す。誰も1票もいれてくれないときもある。(見る目ないなぁ、くそっ)9票入って900円もらったときもあった。(その時は川柳だったかな)

情景を思い浮かべる。言葉で考える。文字数、リズムを整える。歩きながらでも電車の中ででも考えることができる。そして大事なことはその句を「人に見せる」ということだと思う。書くだけだと自己満足で終わる。それを人に見せて、その人が何と言うかを体験する。自分がいいと思ったことでも人は「何それ?」ということが多い。ウケようとして書いた言葉はだいたいすべることの方が多い。ボクもすべる。共感を狙うのだが、その時に「邪心」のようなものが混じると途端にアウトになるように思う。その微妙な違いを肌で感じる練習はたくさんした方がいい。ツイッターなどでも、「これはリツイートされるだろう」と思って書いたものはダメで、ぽろっとこぼれた言葉の方がリツイートが多かったりする。

七・七の句をつくるという書く筋力と、何が共感されて何がすべるかを知る感覚を鍛えることにつながるんじゃないかと思っている。(つづく)

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