だってブラジルなんだもの⑫ブラジル国歌

2014年6月17日16時

今朝4時に見送った同室の岩上くん、半病人の岩上くんは無事フォルタレーザに着いただろうか。もうすぐ16時。ブラジルvsメキシコ戦が始まる。お湯を沸かして、しじみのみそ汁を飲みながら、缶ビールも飲みながら、ブラジルの試合を部屋で見ることにする。今回のワールドカップで叶えたいことのひとつに「ブラジルでブラジル代表の試合を見る」という夢があった。しかし、さすがにブラジル戦のチケットは手に入らなかった。チケットなしでも520km(約東京ー神戸間)バスに乗ってスタジアムまで行けばダフ屋からチケットは手に入るだろうとも言われていた。サポ村ツアーからも現地でチケットを調達しようとしてバスに乗って行った仲間もいた。しかし、ダフ屋から買う、ふっかけられた料金のチケットを買う気力(と財力)は持ち合わせていなかった。目標を「ブラジルでブラジル代表の試合を見る」から「ブラジル戦をブラジル人と一緒に見る」ことに変更した。(これは後日叶う予定)

ブラジル入場Vila do Mar 105号室のテレビ

いつものように試合前の国歌が始まる。歌詞はわからないがブラジル国歌のメロディは知っている。ところが、「あれ? スタジアムの音響が故障したの?」 と思った。演奏が聞こえない。まだみんな唱っているのに演奏が聞こえないゾ。あれれ〜それはマズイんじゃない?と思ったら大きな間違いだった。音響の故障なんかではなく、国歌演奏はとっくに終わっているのに、スタジアムのブラジル国民と選手たちが国歌をフルコーラスで唱っていたのだっ。ビビった。すごい声量。スタジアムが震えているようだった。これ、スタジアムで見た人は感動だろうな。日本人でさえ感動するんだから選手たちは・・・と思ったら、涙をこらえきれないネイマールのアップが一瞬映し出された。うわぁ、これがブラジルのワールドカップなんだ〜。岩上くんの代わりに行けば良かったか?とちょっと思った。

ブラジル試合前TVブラジルの10番ドスサントスメキシコの10番

サッカーの試合自体はテレビ中継のほうが詳しくわかるかもしれない。ハイスピードでリプレイもしてくれる。でも、スタジアムに行くということは「事件を目撃する」ということなんじゃないかと思う。「その瞬間、その現場にいた」ことが大事なんだ。1998年フランスW杯でブラジルvsモロッコの試合。初めてセレソンを見た試合だった。その試合で覚えていることといえば、試合ではたしかロナウドとリバウドのゴールが決まってブラジルが勝ったのは覚えている。しかしそれより感動したのは、白いウインドブレーカーを着て試合前のウォーミングアップにでてきた時のスタジアムの歓声。いまだに忘れられない。遠くに見えたロベルト・カルロスの姿にサブイボが立った。試合内容より、そういうことを強く覚えている。それと、テレビ録画には映っていなかったけど、守備をしないロナウドをドゥンガが試合中に怒鳴っていた。ケンカする勢いだった。それをベベトらが「まぁまぁまぁ」となだめていたシーンが確かにあった。(それは後日雑誌のインタビュー記事にあったから本当にあったことだった)その試合を「目撃」したんだと思う。やはり、その「現場」にいたという事実にかなうものはない。

TYOのふたり片道520kmバスに乗って、ブラジル国歌をスタジアムで聞いて震えたタケちゃんとカネゴンさん(写真は、はるばる日本からナタルのホテルにやっと着いた時の笑顔)

ブラジルのスタジアムで、ブラジル代表の試合前に、ブラジル人たちと、ブラジル国歌を唱えたら。それはどんなに感動的だろう。そうとう震えるだろうなぁ。だって、ブラジル(ワールドカップ)なんだもの。(つづく)

追伸:前日朝4時にフォルタレーザのブラジル戦に出発した岩上くんは、翌日午前4時、無事に部屋に戻ってきました。ちょうど24時間の旅でした。おつかれさま。

ネイマール涙1ネイマールの涙1(録画より)ネイマール涙2  ネイマールの涙2(録画より)

ブラメキフォルタレーザ(録画より)

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