本は、読むだけじゃダメだ。

ゼロ秒ノート 手書きのBOOK NOTE これをEVERNOTEにも入れていつでも読み返せるようにしています

ボクはあまり本を読まないタイプだと思います。でもそれはイカンと最近(この年齢になって)読むようになりましたから、読むスピードは遅いです。すぐ眠くなります。そんなボクがたまたま出会った本があります。赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本です。赤羽雄二さんとは数年前、護国寺の講談社で行われた『ソーシャル・メディア・ウィーク』というセミナーの講演で初めてお話をうかがう機会がありました。その時の講演内容に感銘を受け(その話はまたいつか別の機会に)お名前とお顔をハッキリ記憶していました。

ある日、書店の平積みコーナーに赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本を見つけました。「あ、あの赤羽さんだ」と思い、手に取ってページをめくってながめていると、ある一行に目が止まったのです。コピーライターという職業柄、いい言葉には敏感なのかもしれません。で、それは『時間をかければ考えが深まるとは限らない』という一行でした。「時間をかけないといいものはできない」というのは妄想、あるいは錯覚ではないか、と疑ってみる。時間をかければ「会議コスト、人件費(残業代)がかかるだけ」「仕事をした!という気になるだけ」とズバッと斬ってくれていたのです。そうだっ、自分の中でモヤモヤしていたものが霧が晴れて視界がクリアになった瞬間でした。

その本を読み、そのメモをノートにまとめ、なんども見返していたとき、赤羽雄二さんの講座があることを知りました。今日、その講座の第1回目に出席してきました。この赤羽雄二さんの講座はすでに5期目で、いままでの4期までの参加者もフェイスブックの秘密のグループでつながっていて、いまだに盛んな分化会がいくつも行われているそうです。そのつながり、いいですよね。ボクの主宰する『宣伝会議コピーライター養成講座専門コース中村組OB会と同じ主旨だと思いました。まだ1回めですが、とてもワクワクしています。自分に投資して新しい自分のために新しいヒントを得て、それを習慣になるまで繰り返す。

本で読んだ文章はただの文字です。その「文字」を書いた人が目の前にいて、書いた本人の「声」で、深く話を聞くことができれば(さらに直接質問したりできて)、これ以上身体の中に入ってくる方法はないな、と思いました。またレポートしますが、たぶんガッカリしない、メチャメチャ有意義な講座ではないかと、予感しています。(つづく)


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