富嶽三十六コピー【32】褒められた気がする

富士山北斎さん
富士山を褒められると、
日本を褒められた気がする。

(富嶽三十六コピーNo.32)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 葛飾北斎   Copy 茂庭竜太

【No.32コピーのココロ】 自分が褒められたわけでもないのに、うれしいと思える。自分がつくったわけでもないのに、うれしいと思える。日本人として日本が褒められるということは、うれしい。ということは同時に、その褒めてもらえる富士山という対象を、自分のこととして大切にしなくちゃと思う。

富嶽三十六コピー【24】日本人でよかった

富士山中岡美奈子さん
遠くに富士山が見えると
シアワセな気持ちになる。
日本人でよかったと思う。

(富嶽三十六コピーNo.24)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 中岡美奈子 Copy 中村組

【No.24コピーのココロ】このコピーには説明はいりません。みんなそう思うと思いました。ただ、忘れてはいけないことがあります。それは、富士山をまだ見たことのない人もいるってこと。ボクはそれを忘れていました。気づかせてくれたのは、母でした。福岡県出身の母を箱根の温泉に連れて行ったときの話です。天気が良かったのでクルマでドライブして芦ノ湖スカイラインの眺めのいい場所から富士山を眺めました。母は「うわー、すごいねーおっきいねー綺麗やねー。富士山、初めて見たわー」そのときの母はもう70近い歳でした。そうか、、、ボクは東京に住んでいて富士山は見たことあるけど、九州からあまり遠出したことのない母は、富士山を生で見たことがなかったのです。ちょっとショックでした。自分勝手な思い込みをしていました。コピーディレクション会のとき、参加してくれたコピーライターみんなにその話をしました。「富士山を見たことない人もいるんだよな。頭の隅でいいから、それもちょっと知っておこうな」と。

追伸:富士山バックに母と記念写真を撮りました。まだデジカメがなかった頃の話です。

富嶽三十六コピー【21】芸術

齊藤 雅晃富士山01
山のカタチをした芸術。

(富嶽三十六コピーNo.21)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 齊藤雅晃 Copy 古橋亮羽

【No.21コピーのココロ】 考えてみれば、自然にできたカタチとはすべて芸術なのかもしれません。人間が作ったものじゃないカタチ。富士山は自然遺産ではなく文化遺産として認定されているのですが、このカタチは確かに芸術だと感じます。

こんな富士山見たことない。ダブルダイアモンド富士というそうです。山頂に太陽が来るのはダイアモンド富士ですが、これは湖面にも写り込んでいるのでダブルなのだそうです。『ダイヤモンド富士は冬と夏2回見えます。頂上ど真ん中に捉えるのは多少努力が要ります。水面に映るダブルダイヤモンド富士を撮るには、風のないことが条件になるので更に難易度は高まります。これは波の立ちにくい山中湖の浅瀬に目をつけ、風の無い日に車飛ばして撮りに行ったのでした』写真を撮った齊藤雅晃さんはプロではありません。道楽だそうです。『車飛ばして撮りに行った』というところがカッコイイです。2000年頃ボクに、今も大事に乗っているマウンテンバイクcannaondale F900を譲ってくれた友人です。

富嶽三十六コピー【18】私は拾う

富士山Manamy Sakurai02
富士山にゴミが落ちていたら私は拾う。
それを毎日できないから募金をした。

(富嶽三十六コピーNo.18)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by Manamy Sakurai‎  Copy 中村組

【No.18コピーのココロ】 募金ってなんだろうって考えてみる。募金は、富士山のために働く人のお給料の一部になる。ということは、「私」が働いて稼いだお金を富士山のために使っている。ということは、「私」の代わりに「私のお金」が富士山のために働いてくれている、ということ。私が募金することは、私が富士山のゴミを拾うことにつながっている。私のお金には、意思があります。

この写真は、2016年元旦の朝の写真だそうです。湖にひとり、釣りをしている人が見えます。この人が、富士山を前にこのコピーを言っているように見えました。

富嶽三十六コピー【17】リストから削除

コジマッチーノ富士山

「本日、富士山が世界遺産の
リストから削除されました」
なんてニュースは聞きたくない。

(富嶽三十六コピーNo.17)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 小島潤一  Copy 柴田尚志

【No.17コピーのココロ】 別にミシュランの星がなくてもお客さんが美味しいといって来てくれるお店があるし。別に英検1級持ってなくても外国人の友だちできるし。別に世界遺産に認定されなくてもいいんだけど、一度認定されたものが、「管理不行き届き」とか「ゴミが多すぎてダメ」とか「やっぱり世界遺産としての価値がない」と言われるのは心外です。てやんでぃ、です。日本人の心意気として、富士山を大事にします。

富嶽三十六コピー【15】自慢してやる

田中淳一さん富士山01
日本の富士山には
ゴミがひとつも落ちていないんだよ、と
外国人に自慢してやる。

(富嶽三十六コピーNo.15)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 田中淳一   Copy 中村組

【No.15 コピーのココロ】 『世界一きれいな空港』ってどこかご存知ですか。なんと日本の、羽田空港が認定されたそうです。すごいですよね、世界一。さすが日本、さすが日本人。富士山も、人工的なゴミは一切落ちていない、と言い切りたい。できないかなぁ。できたら日本人として、カッコイイと思うんだけどなぁ。

写真は、富士山6合目からのご来光。美しいご来光が照らす足元にゴミは似合わないですもんね。

富嶽三十六コピー【14】大事にしているのか

ソラシド富士2
日本人は富士山を大事にしているのか。

(富嶽三十六コピーNo.14)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 中村禎   Copy 中村組

【No.14コピーのココロ】 日本を訪れる外国人観光客は富士山を見たいと言います。 でもその富士山の保全が十分ではないという。 Why Japanese People! あなたはどうですか?と問いかけるコピーです。

富嶽三十六コピー【13】お賽銭

オデ富士山
富士山に、手を合わせる。
寄付金は、お賽銭の代わりになる。

(富嶽三十六コピーNo.13)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by Mitsuco Higashi Kayano   Copy 古橋亮羽

【No.13コピーのココロ】
五重塔の一番てっぺんには決まって金属の棒のようなものが立っていますよね。あの根元がちょうど鏡餅のような形をしているのをご存知ですか。あれは仏様のお墓の形なんだそうです。なぜ五重塔のてっぺんにそのお墓を模したものがあるのか。それは民衆が遠くからでもお墓に手をあわせることができるように、そうしているんだそうです。奈良の薬師寺で修学旅行生に混じって聞いた話です。遠くから拝むといえば、富士山もそうかもしれません。 富士山に手を合わせて、感謝する。お願いごとをする。 富士山は遠くからでも拝める神社のようです。 じゃあ、お賽銭はどうすれば?と気づかせてくれるコピーです。

写真は海ほたるから見えた富士山です。

富嶽三十六コピー【12】喜んだ人

富士山五辻さん
富士山が世界遺産になって
喜んだ人は多い。

でも富士山に寄付した人は、
どのくらいいるんだろう。

(富嶽三十六コピーNo.12)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 五辻盈   Copy 古橋亮羽

【No.12コピーのココロ】別に寄付を強制しているわけではありません。ただ、寄付した人とそうでない人では、同じ富士山でも見え方が違って見えるんじゃないかと思いました。あの富士山に私は関係している、と思うとより親しみを持って見えるんじゃないかと。

湘南片瀬西浜からの富士山。「黒富士」と呼ぶそうです。毎日富士山が見える暮らしっていいですね。たまに見える富士山もハッとして、それもまたいいもんですが。

富嶽三十六コピー【11】守るためのお金

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富士山を守るためにお金が必要なのです。

(富嶽三十六コピーNo.11)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 長友啓典    Copy 中村組

【No.11 コピーのココロ】
はっきり「お金が必要です」と言います。
なぜ必要なのかを正面から言います。
きれいごとで飾るのではなく、
ほんとうのことを正直に言ってみたらどうでしょう。

実は、このコピーに合う写真に悩みました。なかなか合う写真がない。
あまり考えすぎて選ぶと、ヘンな意味が出てくるので、
ただただ美しい姿の写真を選びました。