チッチキチー

9代目中村組のOBが誕生日に描いてくれた絵、facebookのフィードに投稿してくれた絵の原画をくれた。背番号21番がシュートしている。ボールの軌跡が「チッチキチー」となっている。「チッチキチー」はボクの好きな大阪の漫才コンビ「こだまひびき」さんのギャグなんですが、これが専門クラスの講座に実は深い関係があるのです。

講座の時、コピーの講評でついキツイ口調になる時がある。そのとき「全然ダメ。書き手の自己満足でしかない。チッチキチー」とか「こんなきれいごとで通じるか?チッチキチー」というふうに、キツいことを言ったあとに「チッチキチー」を付けてみたら、案外コレが好評で、「ちょっと救われた気がする」と生徒たちに言われました。そうか。ボクの講座では、ダメなモノはダメとハッキリ言います。だけど、そればかりだとしんどくなるだろうから、「全然だめじゃん、チッチキチー」と言うようにしました。ボクのシュートには「チッチキチー」が見えるのです。

しかし、この絵、実にいいんですよ。ハガキ大の紙に、細い色エンピツで描かれた素朴な絵。その筆圧とか紙のざらつきとか裏の署名のカンジとか。デジタルのメディアに接する時間が多くなっているけど、やっぱりこう、手書きの良さには変わらないチカラがあるよなぁ、と思ったのでした。

記憶の中の風景

出張で福岡に行った時はいつも、
生まれ故郷である北九州市門司区にある
城山霊園の中村家の墓に寄ることにしている。

墓参りの帰りに子供の頃住んでいた公団アパートを訪ねてみると、
解体するために閉鎖されていた。
ブランコやジャングルジムがあった場所が駐車場になっていた。
もう築50年以上になるのだろうか。
アパートの階段の入り口には板が打ちつけられ南京錠がかかっていた。

子どもの頃鍵っ子で、鍵を忘れた時、
よじ登って家に入った風呂場の窓は小さかった。

写真には撮れなかった。記憶は昔のままのほうがいい。

55分経過

人生をマラソンに例えると、よく「折り返し地点を過ぎた」とかいうけど、ボクはサッカーの試合90分で考えています。

海外のサッカーは前半45分、後半45分とは言わず、90分で表記している。「60分」だと残り30分。「75分」だと残り15分。前半リードしていようと、試合は90分なんだから、90分でいかに勝ちきるかが大事なのです。ドーハの悲劇の時の日本代表は経験が浅く、前半リードしてロッカールームにもどる時、これでワールドカップに出られる!と興奮して全員(ラモス以外)大声で怒鳴り合っていて、オフト監督はそれを鎮めるのが大変だったと語っていました。

人生90才まで生きられるかどうかわからないけど、90才まで生きるという目標で、いま55分。前半45分までの人生を振り返ると、いいことがあって1ゴール。さらにがんばって追加点で、20。しかし悪いことがあって1失点。なんだかんだでもう1失点で22の同点。しかし40分過ぎに鮮やかに決めて3点目。しかしその後はやや押され気味で、なんとか1点差を守って32で前半終了。

後半は試合の入り方が悪く、入れられてもおかしくないシュートがゴールポストに救われる。同点にされそうな勢い。やばい。焦る。しかし後半立ち上がり3分、ワンチャンスのカウンターを決めて42。その後押され気味ながらも、徐々にペースを取り戻しつつある55分・・・。

とまあ、こんな試合中なんですが、得点経過はいいとして、まずこの試合に勝つこと。次に、できれば90分試合に出続けること。1分でも長くピッチに立ち続けること。さらにできれば、もう1、2点差つけてラクに試合を終わらせたい。できれば、もう1ゴール2ゴール決めたい。

人生を90才まで生きるとして今日から55才。80分まで全力疾走するとしてあと25分か。とりあえず65分までのあと10分、全力疾走してシュート打ちまくって1ゴール決めたい。途中アクシデントで退場するかもしれないけど、骨折してても90分走り続けたフランスW杯ジャマイカ戦のゴン中山のように、試合終了のホイッスルが鳴るまで、水分補給してアミノバイタル飲んで、ゴールを狙いに行きますかぁ。そんな2012年10月3日、55才の誕生日です。(延長PKはないよな)