富嶽三十六コピー【06】汗をかく人

富士山佐倉01
富士山のために汗をかいている人がいる。
その人を支援するために、私は募金する。

(富嶽三十六コピーNo.06)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 佐倉康彦    Copy 
中村組

【No.06コピーのココロ】
世界的な自然遺産の観光名所には、その環境を守るレンジャーと呼ばれる人たちが大勢いるらしいのです。なのに日本の富士山には「レンジャー」と」呼ばれる人が数人かしかいないと聞きました。自分の募金がどう使われているのだろう?何の役に立っているのだろう?という気持ちに応えたコピーです。

富士山が彫られたグラスを傾けながら、富士山のことを思い出してみてください。

富嶽三十六コピー【05】歴史の一部

齊藤雅晃さん富士山夕陽
富士山のサポーターになる。
つまり、富士山の歴史の一部になる。

(富嶽三十六コピーNo.5)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 齊藤雅晃 Copy 古橋亮羽

【No.5コピーのココロ】 富士山に募金をした人は、富士山の公認サポーターです。
50年後、100年後の日本に富士山が残るとしたら、
富士山の歴史を作った一人になる、ということかな。

富嶽三十六コピー【04】寄付じゃない

富士山宮武02
寄付じゃない、応援だ。

(富嶽三十六コピーNo.04)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by Kotaro Bob Miyatake    Copy 
吉本正春

【No.04コピーのココロ】募金をする人たち、寄付をする人たちは、ただお金を出しただけではありません。そこには富士山を応援する気持ちがあるのです。

富嶽三十六コピー【03】ほんの一部ですけど

 

富士山山上 勇人01
あそこに見える富士山の、
ほんの一部ですけど、
私がサポートしています。

(富嶽三十六コピーNo.03)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 半澤 充広 Copy 中村組

【No.03コピーのココロ】 募金したことを「見える化」するのはなかなか難しいことです。 でも、遠くに富士山を見るたびに、 自分が富士山保全に協力したことを思い出すことができる。 そんなコトに気づかせてくれるコピーです。遠くの富士山を眺めながら「おう、元気にやっとる、やっとるw」という気持ちです。

富嶽三十六コピー【02】富士山公認

富士山半澤 充広02
私は富士山公認サポーターです。

(富嶽三十六コピーNo.02)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 半澤 充広    Copy 
中村組

【No.02コピーのココロ】
富士山のための募金に参加するということは、富士山を応援するということ。好きなサッカーチームを応援する気持ちと一緒なのです。遠くの富士山を目にするたびに「私はあの美しい富士山を応援しているんだ」と胸を張ってほしいのです。

富嶽三十六コピー【01】参加できる

藤岡貞二さん富士山
参加できる世界遺産。

(富嶽三十六コピーNo.01)
いつまでも富士山を世界遺産に
富士山世界遺産国民会議
http://www.mtfuji.or.jp/
Photo by 藤岡貞二 Copy 堀田陽祐

【No.01 コピーのココロ】 世界遺産はただの観光名所ではなく、 世界遺産であり続けるためのサポートが必要です。 ただ眺めて記念写真を撮るだけじゃなくて、 そこに一緒に「参加しませんか」と呼びかけるコピーです。

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facebookで偶然友人が上げていた富士山の写真を見て、閃きました。こういう写真にあの36本のコピーをつけたらいいんじゃないか?即、その友人にコンタクトを取り、背景を話すと即答でOK!どうぞ使ってくださいと快諾してくれました。もっと写真を集めてみようかな、と思い立ちました。
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山梨日日新聞
—いつまでも富士山を世界遺産に—富士山保全基金を知ってもらうための【富嶽三十六コピー】という活動をやっています。この写真をボクのツイッターとかFBとかでコピーを紹介するときに使わせてもらえませんか? Photo by ○○○○とお名前を入れて(お名前を入れることでいろんな人が参加してくれていることを知らせたいのです)
山梨日日新聞 山梨日日新聞に取り上げられた記事を添えて。これで活動の主旨がわかっていただけます。
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とメッセージを送ったら、いろんな友だちが参加表明してくれました。それにコピーをあててみてボクのfacebookに上げてみた。なかなかいいじゃん!しかし、facebookだけだと流れて消えてしまうかな・・・と思い、ボクのブログに連載して記録しておくことにしました。

富嶽三十六コピー●●●北斎風呂敷と桐の箱

風呂敷と桐の箱 桐の箱に入れて北斎の風呂敷で包んで

冊子の中1 前書き冊子の中2 中はこんなカンジ冊子の中3 最後の見開きに写真を入れて

ついに実現しました。静岡県山梨県両知事にコピーを寄付する日。第7回富士山世界遺産協議会という会議にお邪魔して、時間をいただいて、「コピーを寄付」させていただきました。新聞社さんの取材も受けて晴れやかでした。予算があれば各市町村のかたがたにもお配りしたかったのですが、立派な2冊をつくるのがイッパイイッパイでした。北斎の富嶽三十六景の風呂敷に包んで、桐の箱に入れて。
第7回富士山世界文化遺産協議会 正式な会議におじゃましました

贈呈このパネルもいいでしょ。コピーだからエンピツ。

 一本ずつに解説も書いてあるんですよ ほらw ニッコリ両県知事

富嶽三十六コピー●●1719本→36本

コピーディレクション1 休日の大会議室に大テーブル(倉成さんが「富士山のおいしい水」を探して買って来てくれました)

52人の若きコピーライターたちが賛同して参加してくれました。1719本の富士山コピーが集まりました。まずそこから120本程度にまで絞って、コピーディレクション会を開催します。コピー講座というよりも、実際の仕事に近いカタチです。クリエーティブディレクターが複数案のコピーからセレクトしていく。そして「おススメ」の何本かをプレゼンする。実際の仕事に近い(というかほぼ一緒)のことを参加してくれた若いコピーライターたちに参加してもらいます。はるばる名古屋から駆けつけてくれた者もいました。
コピーディレクション2 みんなでアーダコーダ

コピーディレクション3 えっ?それもいいなぁ そのほうがいいか

コピーディレクション4 おどけていますが中身はマジメ

そして36本を選びました。昼過ぎから始めて夕方まで。その後、みんなで新橋に飲みに行きました。

富嶽三十六コピー●見切り発車

富嶽三十六コピーの冊子桐の箱入り

プロジェクトリーダーの倉成英俊さんから「コピーを寄付しませんか」という話を聞いたとき、ほんとにこんな日がくることは想像できませんでした。

富嶽三十六コピー贈呈

「いつまでも富士山を世界遺産に」の活動の一環で始めた、富嶽三十六コピーを冊子にして、いよいよ静岡山梨両県知事に贈呈しにやって参りました。有志で書きためた36本のコピーを寄付します。第7回富士山世界文化遺産協議会にて。ー 場所: ハイランドリゾート ホテル&スパ – Highland Resort Hotel&Spa

フェイスブックに上げていたのですが、記録に残しておこうと思い、ここに記録しておきます。

告知 facebookのこんな告知から始まりました

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~富嶽三十六コピーチャレンジの流れ~
■25本以内のコピー、一口1,000円の寄付をする。
(50本以内を提出したい人は、二口となります)
■応募者はこちらのリンク
http://xfs.jp/●
よりエクセルシートをダウンロードしてください。
※提出用エクセルシートのダウンロード先が変わりましたのでご注意ください。
コピーと名前を記入しfugaku36project@.にメールで送信してください。
■寄付はJAPANGIVINGのこちらサイト
http://japangiving.jp/c/12675
からお願いいたします。
■締め切りは7/18(土)22:30までです。
■7/25(土)電通本社ビルにて「最終コピーディレクション会」が行われます。
■コピーディレクションは電通コピーライター中村禎が行います。
■締切り後、優秀コピーの作者から36名程度「コピーディレクション会」会場に招待します。
(交通費は自己負担)
■最終的に選ばれたコピーは、富士山保全の活動のために使われます。
■応募されたコピーは、「コピーディレクション会」が手直しする場合があります
■コピーの著作権は、認定NPO法人富士山世界遺産国民会議に帰属します。
■なにか不明点があれば、このfacebookページにメッセージいただくか、fugaku36project@.までお問い合わせください。
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ほんとに寄付が集まるだろうか。お金を払ってコピーを書いてくれる人がいるだろうか。不安でした。だから、コピーライター養成講座中村組のOBたちにも声をかけました。富士山に1000円寄付をする。コピーを書く。中村禎のコピーディレクション会に参加して、ちょっとコピーのお勉強もできる。それで人が集まるのかなぁと心配でした。また逆に、コピーが集まり過ぎても選ぶのがタイヘンだなぁ。時間もないしなぁ。という中での見切り発車でした。