クロネコさんの言葉①

yamato1

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クレームはニーズの裏返し。
クレームを治せば満足になる。
顧客ニーズはクレームにある。

ヤマト運輸ホールディングス会長 瀬戸薫
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NHK「仕事学のすすめ」から、ヤマト運輸ホールディングス会長瀬戸薫さんの言葉です。これは「役員室」で思いついた言葉ではなく、瀬戸さんが「現場」にいたときに感じていた言葉だと思います。「現場」の感覚を忘れない経営者は強い。顧客に「何が欲しいですか?」と聞いた答えより「何が不満ですか?」「何が一番困っていますか?」と聞いた方が、ほんとうの顧客ニーズが掴めそう。健康な人に「薬」を薦めても買わない。どこか調子の悪いところがある、またはそう感じている人にある「薬」を調合する。それが広告屋の仕事なんだろうな。

27才への年賀状

仲畑さん年賀状

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ナカムラは、
もっと、もっと、もっと、よーなる。 ナカハタですよ。

1985年 仲畑さんからの年賀状
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昭和60年元旦。仲畑広告制作所からいただいた年賀状です。1985年の正月といえば、ボクは27才。仲畑さんは37才。サン・アド仲畑チームから葛西チームになり、コピーライターとして、もがいていた頃。TCCの新人賞は、まぐれ当たりで獲ったものの、不安だらけの日々でした。その正月の年賀状に書いてあったひと言に、どれほど救われたか。どれほど勇気づけられたか。(37才で27才を気遣うあたりはさすが親分です)

この年賀状はいまだに大事に取ってあります。ちょっとした手書きのひと言が、こんなにもこころに沁みる。ボクも年賀状には手書きでひと言、書くようにしています。これほどのパワーは出せないにしても、何かを伝えるために書くようにしています。若い頃は年上の方への年賀状に腐心していましたが、最近は年下へのひと言を丁寧に書くようにしています。ボクが勇気をもらったように。だって、ホントにうれしかったんですよ。

相手の体を揺らす

鴻上

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芝居のせりふも、ラジオのコピーも
言葉が届くということは、
言葉が相手の体を
揺らすことです。

鴻上尚史
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劇作家・演出家、鴻上尚史さんの言葉です。「ラジオのコピー」と言っているので、ラジオCMの審査かなにかの時の言葉でしょうか。2005年の手帳に書いてあった言葉です。言葉は、相手の体を揺らさないと伝わったことにならない。ただしゃべっているだけでは、ただの「音」でしかない。言葉を届ける。体を揺さぶる。カンタンなことではないんですね。カンタンじゃないから、どうしたら届くかを考え続けるしかないんでしょうね。

コウガミ尚史

思いつきで終わらせないこと

いいことを思いつく。
無理なことかもしれないけど、いいことを思いつく。
でもどうせ、みんなも同じことを考えついているんだろうな、
と諦めてしまってはいないだろうか。
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1万人が思いつく。
そのうちの100人が実際にやってみる。
そして5人くらいが、ずっと続ける。
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という話を聞いたことがある。

思いつくだけで、何もしないのではなく
やり続けながら修正していくことが大事なのではなかろうか。
誰かがやり続けて完成させて
「それ、ボクも思いついてたんだけどね」なんて言うのが一番カッコワルイ。
たとえ完成しなくても、やり続けることで得られる経験が
貴重なんじゃないか、と自分に言い聞かせてみる。

土屋耕一さんの武玉川

土屋耕一さん

『武玉川』(むたまがわ)という句があります。七・七の句です。五・七・五の俳句や川柳は有名ですが、七・七のたった十四文字の句です。つくるのはムズカシイのですが、決まればその切れ味は五・七・五の句よりも鮮やかです。な〜んて、知ってたかのような口を聞いてますが、コピーライターの大先輩である土屋耕一さんの本をいただいて知った次第。では、その土屋さんの武玉川からボクの好きな句をいくつかご紹介しましょう。
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背中でドアを閉める落胆

女の傘で歩く翌朝

酔って見ているただの張り紙

津波の町の揃う命日

つららになった昨晩の火事

ブリの港の高いアンテナ

花を見ている齢とった犬

線路をカニが歩く外房

少女は足をもてあます夏

襲う支店を遠くから見る
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どうです?たった十四文字で見事に光景が浮かんでくるでしょ?俳句や川柳もそうですが、こういう言葉遊びの文化っていいなあ、日本人でよかったなあと思うのです。この「本」は非売品です。土屋耕一さんの奥様が土屋さんの作品をまとめてくださった。とても貴重な本をいただきました。この『武玉川』という遊びを広めたいと思い、コピーライター養成講座中村組では課題としてこの七・七の句、武玉川をやります。歩きながらや電車の中で句を考える。ケータイばかりいじるより脳にもいい気がします。そう、今日、3月27日は、土屋さんの命日だったのですね。土屋さん、へたくそですが、武玉川、楽しんでおります。

(2009年3月27日土屋耕一さん逝去 79才)

第7章 人類は知識の泉

(自分用のメモとして)

自分に投資しよう vol.7

———- 明日すること ———————-

■リンクトインのニュースフィードを調整して、最も有益な情報が表示されるようにしよう。どういった最新情報を得たいか、情報の種類を選ぼう。シグナル機能(linkedin.com/signal)を利用して、関心あるトピックについて検索条件を指定しよう。

■(あなたがツイッターを利用しているなら)フォローすべき相手に漏れがないだろうか?リストを確認して、必要に応じて追加や削除を行おう。

———- 来週すること———————-

■さまざまなトピックについて信頼できる相手を割り出そう。知り合いを特定分野の専門家、自分をよく知る人、専門性はないがとても聡明な人の3つに分類してみよう。テクノロジーについて聞きたいことがあるときは、誰が頼りになるだろう?仕事仲間との人間関係についての相談は誰に持ちかけるだろうか?

■いま最も気になっている2,3のテーマについて質問を書きだそう。そのリストをいつも携行し、会議の中で持ち出せるようにしておこう。

■メーリングリスト、ブログ、ツイッター、リンクトイン、フェイスブックなどで毎週ひとつずつ記事を紹介しよう。知り合いに興味深い記事を提供すると、相手からも貴重な情報をもらえる可能性が高くなることを、頭に入れておこう。

———- 来月すること———————-

■これから数週間にランチミーティングの予定を3つ入れよう。同じ業界で自分より数段仕事のできる人、しばらく会っていない旧友、周辺業界で素晴らしいキャリアを歩む憧れの人とそれぞれ1回ずつ。いまのところは仕事上で差し迫った課題や質問を抱えていなくても、これは実行しておこう。急を要さない一般的な話題について聞くとよい。熱心な意見交換からは時として、思いがけず素晴らしい知恵や情報がもたらされる。

■何かのテーマについて、「ほかの人々」にとって頼れる人間になろう。ブログやメール、ディスカッション・グループなどをとおして、人脈内の人々に自分の興味対象や得意な技能を知ってもらおう。情報を当てにされれば、こちらも相手から情報や知恵を引き出すことができる。

第1章 人はみな起業家
第2章 競争するうえでの強みを培う
第3章 順応へのプラン
第4章 持つべきは人脈
第5章 飛躍への戦略
第6章 賢くリスクをとる
第7章 人類は知識の泉
第8章 おわりに

第6章 賢くリスクをとる

(自分用のメモとして)

自分に投資しよう vol.6

———- 明日すること ———————-

■2、3分でよいから、自分の人生のリスクについて考えてみよう。関わっているプロジェクトを、リスクの多い順に並べてみよう。そして、ほんとうのところどんなプラスとマイナスがありそうかを真剣に考えて、全体としてリスクを大きく見積りすぎないよう自分を戒めるのだ。不確実性を「リスクが大きい」と勘違いしていないだろうか?

———- 来週すること———————-

■他の人は避けがちだが自分は許容できるリスクを見つけて、そのリスクをとってみよう。貯金があまり貯まらないのを覚悟で、報酬は低いが学ぶことの多い仕事をしようと思えるだろうか? 長期の仕事ではなく、月ぎめ契約でもかまわないだろうか? このようなリスクのあるプロジェクトを探してみよう。自分を差別化する機会になるだろう。

———- 来月すること———————-

■人生に少しのあいだ波風を立てるようなプランを立てよう。浮き沈みや不確実性が今より多いプロジェクトや仕事に挑戦できるだろうか?

■自分のプランZをもう一度振り返ってみよう。いまでも現実的だろうか? プランAが暗礁に乗り上げても、何とかやっていけるだろうか? 知り合いに相談に乗ってもらいながら、予想外の出来事が起きた場合について考えよう。

———- 人脈を活かそう———————-

どういったリスクならとれるかについて、仲間や信頼できる知人と率直に話し合ってみよう。リスクについての考え方がわかっていれば、相手の力になりやすい。あなたがリスクについて人と違った見方をするタイプなら、他の人たちはあなたがチャンスと思ったことを避けるだろうから、この点を頭に入れておくと良い。自分の考えが少数派かどうかを、知り合いの反応をとおして確かめよう!

第1章 人はみな起業家
第2章 競争するうえでの強みを培う
第3章 順応へのプラン
第4章 持つべきは人脈
第5章 飛躍への戦略
第6章 賢くリスクをとる
第7章 人類は知識の泉
第8章 おわりに

第5章 飛躍への戦略

(自分用のメモとして)

自分に投資しよう vol.5

———- 明日すること ———————-

■自由に使える時間をつくろう。来週はあえてあまり詰め込まない日を設けて。時間にゆとりがなければ読まないような本を読んだり、別の部門の同僚とランチに出かけたり、本業とやや違うが関連する分野の講演会やセミナーに参加したりしよう。

■自分の知るなかでいちばん好奇心が旺盛な人をランチに誘い、ほとばしるような好奇心を分けてもらおう。

———- 来週すること———————-

■これから半年以内に開催される業界イベントやアイデア・カンファレンスを探し、どれに参加するかを決めよう。参加申し込みと交通機関の手配をしよう。

■「YESデー」として丸一日を割り当て、その日はすべてに前向きな返事をしてそこからどんな偶然の幸運(セレンディピティ)が生まれるかを確かめよう。

■チャンスは人を通してもたらされる。いつもおもしろそうなことに関わっていそうな人を知り合いの中から見つけよう。そして、彼らのところにチャンスが集る理由を探り、そうした特性を備えた人々との出会いを増やすように努めよう。

———- 来月すること———————-

■自分でグループや団体をつくろう。定期的な昼食会や一度かぎりの会合でもよい。大切なのは、アイデアや手立てを紹介しあうことだ。メンバーのとりまとめや情報連絡には、簡単なWikiを用意したり、リンクトインのグループやイベントを活用したりしよう。

■『ワイアード』『MITテクノロジー・レビュー』などの雑誌を定期購読しよう。こうした雑誌はえてして、次の展開のヒントを示している。友人の中で誰が真っ先に新しいテクノロジーを使い始めるかを見極めよう。目的は、テクノロジー、経済、社会のトレンドによってどんな新しいチャンスの波が生まれそうかを判断することだ。

———- 人脈を活かそう———————-

「どうやって大きなチャンスを見つけ、生み出し、活かすか」について仲間たちと率直に意見を交わそう。「素晴らしいチャンスに出会ったら、みんなにも一枚噛んでもらえるよう頑張るから」と伝えよう。

第1章 人はみな起業家
第2章 競争するうえでの強みを培う
第3章 順応へのプラン
第4章 持つべきは人脈
第5章 飛躍への戦略
第6章 賢くリスクをとる
第7章 人類は知識の泉
第8章 おわりに

第4章 持つべきは人脈

(自分用のメモとして)

自分に投資しよう vol.4

———- 明日すること ———————-

■過去6ヶ月のカレンダーを見て、誰と一緒にいた時間が長いか、上位5人を割り出そう。あなたは、これら5人が自分におよぼす影響を快く受け止めているだろうか?

———- 来週すること———————-

■たがいに面識のない知人ふたりを引き合わせよう。この紹介が両方にとって有益なものになるよう気を配ろう。(紹介メールを書く助けが必要なら、startupofyou.comを訪問してほしい)。次に、自分が直面する課題を思い出し、窮地の誰かに力になってくれそうな人物の紹介を依頼しよう。手始めとしてさっそく、面会を望む相手へのささやかな贈り物(相手にとって有益そうな記事など)を用意しよう。

■仮にあなたが今日、勤め先から解雇されたとしよう。10人にメールを送って次にどうすべきかを相談するとしたら、その10人はだれだろう?  具体的な相談事のないいまのうちに、その10人に連絡をとっておこう。

———- 来月すること———————-

■自分の人脈のなかから、いまのところはゆるやかなつながりしかないが、仲間としての関係を深めたいと思う人物をひとり選ぼう。その人にささやかな贈り物をして、相手の力になれるよう努めよう。具体例は、相手の関心に会いそうな記事を送る、プレゼンの準備を手伝う、求人情報を転送するなど、いろいろある。関係を築くために、何ヶ月かのあいだ多大な時間と熱意を傾けよう。

■「愉快な仲間基金」を設けて、給料の一定割合を自動的に割り振ろう。知り合いを増やしたり、旧交を温めたりするために、この基金を取り崩して喫茶、食事、飛行機チケットなどの代金に充てるのだ。

———- 人脈を活かそう———————-

大切なのは直接の知人だけではない。「彼らの」知り合い、つまりあなたにとっての2次、3次のつながり(コンタクト)も大切なのである。友人たちにおのおの友人を誘って集ってもらえるように、イベントを企画しよう。間接的な人脈に属する人たちを招くのだ。人脈を広げたり、保ったりするための高度なヒントをwww.startupofyou.comで紹介してある。

第1章 人はみな起業家
第2章 競争するうえでの強みを培う
第3章 順応へのプラン
第4章 持つべきは人脈
第5章 飛躍への戦略
第6章 賢くリスクをとる
第7章 人類は知識の泉
第8章 おわりに