第4話 239日(土地探しの旅 前編)

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.4

2008年
6月28日 逗子・大船(リクルート横浜セミナー)
7月05日 新百合ケ丘・・(バス)・・あざみ野・たまプラーザ
7月13日 国立
7月19日 向ヶ丘遊園。喜多見・和泉・狛江
7月20日 日吉・大倉山・菊名・妙蓮寺・東白楽
7月22日 元住吉
7月26日 宮崎台・宮前平・鷺沼・藤が丘・青葉台・江田
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10月13日 反町
11月03日 日吉・・(地下鉄)・・市ケ尾
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何件の土地を見ただろう。
不動産会社数社に依頼した物件情報をメールで送ってもらい、
プリントアウトし、毎週土日、どこをどういう順番で回るか計画を立て、
夫婦ふたりの土地探しの旅が始まった。

猛暑の新百合が丘、雨の国立、
秋風のたまプラーザ、初雪舞う永福町、日没の三鷹台・・・。 日没の三鷹台・・・。

その当時の写真を見るとつらかった放浪の日々が思い出されます(涙)

ま、そんな苦労話よりお役に立ちそうな話をしましょう。

たくさん見てよかったなと思うのは、『目が肥えた』ということ。
最初は雰囲気だけで見ていたものが、だんだん厳しい目で見れるようになる。
不動産屋さんには同行してもらいませんでした。
なぜかというと、うるさく薦められたり、急かされたりするのがイヤだったから。
不動産屋さんのほうが明らかにプロだけど、
ある程度自分たちで判断できるようにならないと、
土地を買う契約なんて怖くてできないんじゃないか、と思っていたんです。

いろんな町を歩きながら、回数を重ねるごとに、
こういうのはいい土地だ、こういう場所は気をつけねば、という
ポイントがうっすら見えてきました。
ひとつ言えることは「土地にお買い得や掘り出し物はない」ということ。
何カ所も回っているとその町の相場がわかってくる。
いい条件の価格とやや悪条件の土地の価格。
お、これは条件がいいのに安いぞ、と思う土地も、なぜだろうと考える。
怪しい。何か匂う。
調べてみるとそこは川から近く、やや低く、
防災ハザードマップを見ると洪水被害注意地域だった、ということもありました。
「お買い得」には必ず理由があるのです。

このままじゃダメだ。素人の夫婦だけで探すにも限界がある。
かといって不動産屋さんは早く売りたがっているだけに見える。
そうだ、家を建てる人に協力してもらえないだろうか。
まだハウスメーカーか工務店か建築家に頼むか、何も決めていなかったけれど、
例えば、建築家と建てるならその人の土地を見る目を借りない手はない。
それと、もっと土地の勉強をせねば、と思ったのでした。

*239日とは、初めて逗子の土地を見た日から、いま住んでいるこの土地に出会うまでの日数です。(08年6月28日〜09年2月21日)

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第5話 怖い本(土地探しの旅 後編)

第3話 前途多難(土地探しの旅 序章)

逗子の海岸逗子の海岸

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.3

セミナーは横浜でした。
せっかく横浜まで来たので逗子まで足を伸ばすことにしました。
海の近くに住むのいいな、という気持ちもありました。
学生の頃、磯子に住んでいたので神奈川県の海側にはちょっと親しみもありましたから。

不動産屋の情報をメモしてその土地を探してみました。
(不動産屋さんに声をかけると、しつこくつきまとわれそうに思えたので入りませんでした)
知らない町を住所だけを頼りに歩くのは心細いものです。
ようやくここだという土地にたどり着きましたが、
あたりはすでに夕方で薄暗く、しかもまだ整地されていない雑草だらけの土地。
この路地も狭くて大きいクルマじゃ入れないそう。
うん、これはないな。と3秒で思いました。

あとで教わったのですが、初心者がまず土地を見て思うことは
「狭っ」「こんな場所に家が建つのか?」だそうです。
初心者はその土地を見てどういう間取りのどういう家が建てられるかなんて全く想像できないですからね。
整地されていなかったりしたら、ここはないな、と100%が思うそうです。

だから、現状の土地のサイズも大事ですが、
方角や周りはどうなっているか、南側に日差しを遮る物は無いかとか、
隣近所の家はどうかとか、そういうことも大事なんだなと思いました。
その土地でいいのか、を決めるには
相当知識がないとダメかも、と不安にもなりました。

帰り道、『海に近いと夕方ふらっと散歩なんかできて、いいね』というと、
『洗濯物が潮風でべとべとになるし、いろいろすぐ錆びるらしいよ』と妻。
これで、逗子、湘南方面の可能性は無くなりました。

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第4話 239日(土地探しの旅 前編)

第2話 リクルートの無料セミナー

住宅の本 こういう本はみんな買うはず

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.2

私はいくらの家を買えるのだろう。
夢は勝手に広がりますが、予算があっての話です。
「自分はいくらの家が買えるのか」からして、もうすでにわかりません。
セミナーは「旅の恥はかき捨て」だと思い、幼稚な質問を用意して行きました。
(このセミナーは、駅等に無料で置いてある「住宅情報」で知りました)

年収や年齢を記入してどれくらいのローンが組めるのか
シミュレーションするシートをもらったり、
税金や諸費用等がどれくらいかかるものかなど、
基本的なお金の話が聞けました。
そのときの資料はもう残っていないので確かではありませんが、
初心者の第一歩としてはとても有益なセミナーでした。

そのときの雑談で、こんな話がありました。

担当の方の実家である府中市の話。
府中市は競馬場等からの収益が豊かなので
ゴミ処理などの設備が充実して、24時間ゴミをだすことができるという。

どの町に住むかを決めるとき、
ただ交通の便とか町のイメージとかだけじゃなく、
町の財政状況で住みやすさも変わるんだということを知りました。
こりゃ探すのはタイヘンだなと思ったのでした。

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第3話 前途多難(土地探しの旅 序章)

第1話 なぜ私は三井ホームで家を建てたのか


なぜ私は三井ホームで家を建てたのか vol.1

私は2009年に家を建てました。
もちろん生まれて初めての買い物です。
土地からの購入だったので、
いったい何から始めればいいのか、さっぱりわかりません。
誰に聞けばいいかもわかりません。

そんな私が妻と二人で試行錯誤した記録をブログに残そうと思いました。
私たち夫婦も個人の方のブログから勉強させてもらいましたし、
みんなそうなんだという安心感や、
これでいいのだという勇気をもらいました。

私たちと同じような方のお役に立てればと思い、
付けていたノートを元に思い出しながら書いてみます。
記録によると、2008年6月28日が
記念すべき家探しの旅の第一歩だったようです。

その日にリクルート主催の住宅セミナーに出向いたのでした。
その後いろいろあって、2009年3月28日に三井ホームと緊張の正式契約。
そして2009年9月28日新居引き渡し。
偶然にもぜんぶ28日ですね。
狙ったわけではないのですが(笑)

土地探しの日々から三井ホームにたどり着くまでが7カ月。
契約して家が出来上がるまでが6カ月。
こうしてみると短いようですが、
私たち夫婦にとっては死に物狂いな13カ月だったのです。

なぜ私は三井ホームで家を建てたのか■総合目次

第1話 なぜ私は三井ホームで家を建てたのか
第2話 リクルートの無料セミナー
第3話 前途多難(土地探しの旅 序章)
第4話 239日(土地探しの旅 前編)
第5話 怖い本(土地探しの旅 後編)
第6話 勉強の日々
第7話 営業マンに負けるもんか
第8話 お見合い相手探し
第9話 「家」を見ながら「人」を見ていた
第10話 住宅ローンの性能
第11話 木と鉄とコンクリートと
第12話 火に強いのはどっち?
第13話 途中ですが、結論その1
第14話 なぜ屋根の雪が溶けなかったのか
第15話 街中モデルハウス
第16話 荻窪の土地
第17話 住友林業の家
第18話 覚悟の印鑑
第19話 深夜残業の日々
第20話 諦めるところ、譲れないところ
第21話 三級建築士への道
第22話 情熱とお金
第23話 決めるという仕事
第24話 地球の一部分
第25話 なんでダイワハウスじゃないんだ?
第26話 子どもが育っていくカンジ
第27話 見えない部分
第28話 ざけんなよ三井ホーム
第29話 第三者の目
第30話 納得刑事(デカ)
第31話 まとめ(最終回の前に)
第32話 最終回『住宅広告と私』