リーダーがすべてを決める・ラブラドール(ジェット)④

ジェット二人で 捨て犬センターに連れて来られた2才のラブラドール「ジェット」。リードを付けるのも2、3人がかりです。散歩も二人がかり。

シーザー・ミラン LEADER OF THE PACK

ナショナルジオグラフィックTVのザ・カリスマドッグトレーナー、シーザー・ミランの『犬の里親探します』その中の言葉をメモすることにします。いつか犬と暮らす日のために。

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【動物保護施設に収容されている、問題行動を起こす犬はなかなか新しい飼い主が見つからない。その犬のリハビリをしながら、新しい里親をトレーニングする番組】
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【今回の主人公】
ラブラドールは人気のある犬種です。ではなぜこの犬に家がないのか。十分な訓練を受けた飼い主が現れないからです。捨て犬センターに連れて来られた2歳のラブラドールの雑種「ジェット」。攻撃的でかなり気性が荒い。リードを付けるのも2、3人がかりです。いつも興奮していてすごい力で引っ張る。このままだと里親も決まらず、殺処分になってしまいます。
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■初対面

シーザーがフェンスの中にいるジェットに初めて会いにいく。フェンスに飛びかかり、「早く開けて!」と言っているように興奮している。

『このような状態のとき、僕は真っすぐ犬のところへは行きません。(犬から離れた場所の)フェンスに近づき後ろ向きにしゃがんでお尻を向けます。まずこうして匂いを嗅がせます』(犬は人間の10万倍の臭覚を持っています)

『目は合わせず、音もたてずに、興味を持たせるんです。後ろ向きのまま一度立ち去ります』そしてシーザーはゆっくりフェンスの中に入り、ジェットの前に立つ。胸を張ってジェットの前を立ち塞ぐように、何もせずにただ立つ。→(飼い主の毅然とした態度は犬を落ち着かせます)→だんだんジェットが落ち着いてきます。

ジェットは最初、頭を下げていて落ち着いた状態だった。そして急に興奮し始めた。つまり感情が不安定なのです。だから攻撃的に見えてしまう。

ジェットおもちゃ

■オモチャを独り占めしたがる癖

オモチャへの執着は厄介です。
オモチャを渡す前に座らせようとしても、飛びかかってくる

なかなかオモチャを渡さない

一瞬座る、がソワソワしている→しかたなくオモチャを渡す

それでは犬の頭は興奮したまま。座ることに対するご褒美ではなく、
興奮に対するご褒美だと思っている

それで悪化する

興奮したままだから慌ててオモチャに噛み付く。それをまず落ち着かせ、こちらに従わせるのです。音が鳴るオモチャではさらに興奮します。

ジェット待ておもちゃジェット強くタッチジェットタッチは強く

■オモチャに対する執着心を取り除く
これからオモチャを取ろうとするたびに止めさせます。「Shutts!」と音を出しながらPUSH(横腹を指先で突く)することで、警告だと認識させます。

「カモン!」とシーザーが呼んだとき、ジェットは一瞬そばに置かれたオモチャのほうを見た。その瞬間シーザーは「Shutts!」と声を出した。「カモン!」と膝を叩くとジェットはオモチャではなくシーザーのほうへ歩み寄って座った。オモチャの音を鳴らしても座ったまま。ジェットのそばにもうひとつのオモチャをわざと落としても「Shutts!」という声を発するだけでジェットは我慢した。犬から離れて「カモン!」と呼ぶとき、また一瞬落ちているオモチャをちらっと見るとすかさず「Shutts!」で、シーザーのほうへ来る。「Good Boy!」と褒める。→『ご褒美は(オモチャではなく)僕なんです』

(しつける時は、犬から一瞬も目を離さず注意深く見ていないといけないんだな。間違えた瞬間に「Shutts!」を使わないといけないんだな、と思った。禎)

■フェンスの中に入ってリードを付ける
(里親候補の人にやらせてみて、シーザーのコメント)
『見ず知らずの人間が自分の領域に入ると、犬は驚くことがあります。フェンスの中に入って寄っていかず、ジェットが来るまで待ったのは正しい判断です』

リードをつける→リードを取るところを見ただけでジェットの態度が一変した。
(里親候補の夫婦にやらせてみる。犬初心者の夫がリードをつけようとする。犬に馴れている妻が注意する:それを見たシーザーのコメント)

『協同作業の様子を見ると、意思疎通ができているかどうかがわかります。「リードをつけて」「引っ張りすぎないで」「放して」「座って」と奥さんが言っている。プレッシャーの下では、人間がどう振る舞っているかは犬も見ています』→(ジェットをしつけようとしているご主人、そのご主人に指示をだしている奥さん、それを見ているジェット。それではご主人の指示は聞かないだろうな、と思った。禎)

■リードを付けて連れ出す
『ドアから出るのは絶対に人間が先です。ゲートを開けて犬が先に出ようとしたら、パチン!と指を鳴らし、犬を待たせてから自分が先に出ます』

(里親候補の人にやらせてみて、シーザーのアドバイス)
『ドアを開けたときに興奮が見えた。あなたはリードを後ろに引きましたね。そうすると犬は逆に緊張します。家の中では問題なくても、外に出ようとすると態度に変化が現れることがあります』

シーザーは、リードをつけたジェットが興奮していると「Shutts!」と音を出して座らせる。

『リードは興奮の合図じゃないと知らせなくてはいけない。子犬は親に付いて歩くでしょ。リードは不要です。その感覚を育てるんです。そうすればリードは必要なくなる。信頼と尊敬と忠誠心が生まれ、リード代わりとなる』

■公園で興奮を抑えられない(人がボールを蹴って遊んでいる。ほかの犬も散歩している。ジェットは興奮を抑えられない。リードを引きちぎって走り出しそうな危険な状態)

ジェット後ろ回し蹴り 犬を左に従えた状態で、右足で後ろ回し蹴り

『触れてやることで犬の興奮状態を静められます。触れることで感情を切り替えます』→「触れる」というより「ケリ」を入れる?シーザー得意の「後ろ回し蹴り」一発で静める。犬は不意を突かれるので一瞬何が起こったかわからず冷静に戻る。

『興奮が最高潮のときに放置しないことが大事です。前に行きたい気持ちを抑えます。ボールが動いても静かに。興奮のレベルが10から1に下がる。そのタイミングでエクササイズを終了します』

■ジェットからオモチャを取り返すにはジェットの所有欲は簡単には抑えられないが、ジェットに近づくために「別のオモチャ」を使う。『遊ぶにも限度があると犬にも知らせなければいけない』

別のオモチャで気を逸らしただけでは興奮は納まっていない。シーザーはオモチャを持ち「これは自分のものだ」とわからせる。

ジェットを従わせるために触れる(タッチする)ときは、少し力強く「Shutts!」
『このとき、オモチャを後ろに隠すと遊びだと勘違いするので体の前で持ちます』ジェットの足元にわざとオモチャを落とす→ジェットが取ろうとするから→そのとき「Shutts!」(とタッチ)→『このオモチャは自分のものだということを示します。群れのリーダーがすべてを決めます。時には毅然とした態度を見せるのもリーダーの役目です』

『犬のしつけで気をつけるべき点は「ルール」「境界」「制限」の3点です』

ジェットの場合は「遊びの制限」をすること。自らオモチャを放させるのが目標。(犬が檻の中に長期間いた場合、所有欲が増す場合があります)

『オモチャの』問題は得てして軽く考えられがちですが、群れの中では所有欲が争いを起しかねないんです』

(オモチャをくわえて逃げ回るジェット)まずオモチャを奪うのではなく、止まって欲しいと伝える。ジェットの行き手をふさぐように立ち、ゆっくり歩かせます。「Shutts!」と言いながらゆっくり近づきます。オモチャを取り上げるとき、引っ張るのではなく「Shutts!」と指を立てる。で、ジェットに離させる。自信を持って堂々とやることが大事。

(→字で書くとカンタンだけど、実際にやるのは難しいんだろうなぁ・・・。禎)

【今日のピンバッジ#10】サン・アド50周年記念ピンバッジ

サンアド50thピンバッジ サン・アドの50周年記念ピンバッジ

コピーライターとして育てていただいた会社サン・アドの50周年記念のピンバッジ。個人情報保護法なんて野暮なものがなかった時代、年末になると総務課から小さな住所録が配られる。そこにはサン・アド全社員の住所と電話番号が記載されていた。年賀状でも書きなさい、という季節だったからか、毎年配られた。その名簿の名前がすごい。佐治敬三さん、開高健さん、山口瞳さん、そして柳原良平さん。今はもう手元には残っていないが住所や電話番号が書いてあった。同じ印刷物に自分の名前と偉大な大先輩の名前が並んでいるだけでありがたかった。その大先輩のおひとり、柳原良平さんが逝去された。直接お話しさせていただく機会はなかったものの、遠くから(近くから)お顔を拝見するだけでうれしかった。ご冥福をお祈りいたします。このピンバッジ、大切にいたします。

サンアド寄せ書き 2008.9.25の寄せ書き

柳原さんで思い出した。サン・アドが丸の内1-1-1パレスビル9Fから引越すとき、『丸の内・名残の一夕』という会が催された。そのとき、柳原さんもいらっしゃっていた。この寄せ書きに自分の名前を書けるというシアワセ。直接言葉をかけていただくことはなかったけれど、同じビルの同じエレベーターの、同じ会社の空気は共有できたのだと思うだけで、うれしい。

本は、読むだけじゃダメだ。

ゼロ秒ノート 手書きのBOOK NOTE これをEVERNOTEにも入れていつでも読み返せるようにしています

ボクはあまり本を読まないタイプだと思います。でもそれはイカンと最近(この年齢になって)読むようになりましたから、読むスピードは遅いです。すぐ眠くなります。そんなボクがたまたま出会った本があります。赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本です。赤羽雄二さんとは数年前、護国寺の講談社で行われた『ソーシャル・メディア・ウィーク』というセミナーの講演で初めてお話をうかがう機会がありました。その時の講演内容に感銘を受け(その話はまたいつか別の機会に)お名前とお顔をハッキリ記憶していました。

ある日、書店の平積みコーナーに赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本を見つけました。「あ、あの赤羽さんだ」と思い、手に取ってページをめくってながめていると、ある一行に目が止まったのです。コピーライターという職業柄、いい言葉には敏感なのかもしれません。で、それは『時間をかければ考えが深まるとは限らない』という一行でした。「時間をかけないといいものはできない」というのは妄想、あるいは錯覚ではないか、と疑ってみる。時間をかければ「会議コスト、人件費(残業代)がかかるだけ」「仕事をした!という気になるだけ」とズバッと斬ってくれていたのです。そうだっ、自分の中でモヤモヤしていたものが霧が晴れて視界がクリアになった瞬間でした。

その本を読み、そのメモをノートにまとめ、なんども見返していたとき、赤羽雄二さんの講座があることを知りました。今日、その講座の第1回目に出席してきました。この赤羽雄二さんの講座はすでに5期目で、いままでの4期までの参加者もフェイスブックの秘密のグループでつながっていて、いまだに盛んな分化会がいくつも行われているそうです。そのつながり、いいですよね。ボクの主宰する『宣伝会議コピーライター養成講座専門コース中村組OB会と同じ主旨だと思いました。まだ1回めですが、とてもワクワクしています。自分に投資して新しい自分のために新しいヒントを得て、それを習慣になるまで繰り返す。

本で読んだ文章はただの文字です。その「文字」を書いた人が目の前にいて、書いた本人の「声」で、深く話を聞くことができれば(さらに直接質問したりできて)、これ以上身体の中に入ってくる方法はないな、と思いました。またレポートしますが、たぶんガッカリしない、メチャメチャ有意義な講座ではないかと、予感しています。(つづく)

【今日のピンバッジ#09】東京コピーライターズクラブ30周年記念の「 c 」

ピンズtcc-c1992年製

今日は東京コピーライターズクラブ総会&親睦パーティ。20年以上前に作ったTCC30周年記念ピンバッジの2つめ「 c 」の字です。「 tcc30th 」と小さく入っています。以前紹介した「 t 」  と同時に作られて販売されたものです。ほんとは「 tcc 」だから「 c 」がもうひとついるのですが、1個だけ買いました。で、このピンズ、ちょっと大きめでピンが2本あるのです。2本止め。だから冬物のジャケットならいいんですが、夏物の薄手の生地につけると穴が目立ってしまうのです。だから、今日は付けて行かないかも・・・デザインしてくれた井上庸子さん、ゴメンナサイ。穴が一カ所ならそこに他のピンズをいつもしてればいいんですが、縦に二カ所開いちゃうもんで。でも、あの当時、売れたピンズ、みんなどうしているんだろう。(現在、東京コピーライターズクラブは53年目です)

だってブラジルなんだもの●総合目次

バルバッコアBRASIL表参道バルバッコアグリルのブラジル国旗

2015年FIFA女子ワールドカップカナダが開催されています。そう、ちょうど1年前はFIFAワールドカップブラジル大会。それを記念して『だってブラジルなんだもの■全30話』目次をつくることにしました。別に記念しなくていいんだけど。あと数日分をまだアップしていないので、1年が過ぎる前に完成させます。

だってブラジルなんだもの ① 出発の日
だってブラジルなんだもの ② 機上の人
だってブラジルなんだもの ③ まだアブダビだ
だってブラジルなんだもの ④ 飛行機2本目
だってブラジルなんだもの ⑤ 旅のメモ
だってブラジルなんだもの ⑥ サンパウロの空気
だってブラジルなんだもの ⑦ ブラジルの夜明け
だってブラジルなんだもの ⑧ ファベーラの笑顔
だってブラジルなんだもの ⑨ レシフェの雨
だってブラジルなんだもの⑩ナタルの彼

だってブラジルなんだもの⑪ブラジルの味
だってブラジルなんだもの⑫ブラジル国歌
だってブラジルなんだもの⑬KIRINと日本
だってブラジルなんだもの⑭「ファン」か「国民」か
だってブラジルなんだもの⑮リ〜コ〜ス♪
だってブラジルなんだもの⑯シュハスコの夜
だってブラジルなんだもの⑰移動日3,655km
だってブラジルなんだもの⑱クイアバ収容所
だってブラジルなんだもの⑲外出時間
だってブラジルなんだもの⑳ウルルン滞在記

だってブラジルなんだもの【21】さよならニッポン
だってブラジルなんだもの【22】クイアバの夜道
だってブラジルなんだもの【23】パンタナールの遠足
だってブラジルなんだもの【24】ひとりジャネイロ
だってブラジルなんだもの【25】三人の長い一日
だってブラジルなんだもの【26】マラカナン待ち合わせ
だってブラジルなんだもの【27】イパネマのおっちゃん
だってブラジルなんだもの【28】さよならブラジルスマイル
だってブラジルなんだもの【29】オブリガード・ブラジウ!
だってブラジルなんだもの【30】試合終了

ーーーfacebookなどへのコメントを残しておきたくてーーー
だってブラジルなんだもの【番外編】アブダビの涙
だってブラジルなんだもの【番外編】アブダビラウンジ

だってブラジルなんだもの【番外編】Arena Pernanbuco君が代
だってブラジルなんだもの【番外編】Love futebol
だってブラジルなんだもの【番外編】Vila Do Mar Natal
だってブラジルなんだもの【番外編】クイアバの励まし

ーーーブラジルへの道(準備編)ーーー
ROAD TO BRASIL ①カレンダー
ROAD TO BRASIL ②夢のチケット
ROAD TO BRASIL ③ブラジルでfutebolを
ROAD TO BRASIL ④ブラジル財布
ROAD TO BRASIL ⑤ブラジルブルー
ROAD TO BRASIL ⑥移動の友
ROAD TO BRASIL ⑦ 背中で語る
ROAD TO BRASIL ⑧ 聴くブラジル
ROAD TO BRASIL⑨リオデジャネイロの記憶
尊敬すべきサッカーバカたち①BRASIL 2014
尊敬すべきサッカーバカたち②BRASIL 2014
尊敬すべきサッカーバカたち③BRASIL 2014
ーーーその他ーーー
自分たちのサッカー? なんじゃそれ?
ありがとう、ザック
ブラジルワールドカップの終焉

100人に抱かれろ・・・仔犬の社会化

DOG NOTE表紙DOG NOTE 刷り込み期

『人生は犬で決まる』という本のせいもあり、将来は犬と暮らしたいと思うものの、そんな命あるものをカンタンに飼うわけにはいかない。まず何をしよう。せめて基本的な知識だけでも知っておこうと思い、いろんな犬の本を読むことにしました。読むだけではなくノートも取ろう。そのノートがこれです。まずは、仔犬のしつけで一番大事な『時期』について。

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①刷り込み期(4週齢〜7週齢)(生後2ヶ月まで)
この時期を逸すると取り返しがつかない(ブリーダーなどの責任)

(←この時期については2週齢から7週齢、と書かれた本もありましたが、要は母犬や兄弟犬や他の犬と一緒に育てることで自分が犬だとわからせること。人間にも慣れさせることが大事、ということのようです。禎)

②社会化期(8週齢〜12週齢)(生後3ヶ月まで)
刷り込み期後半から16週齢(6ヶ月齢)
6ヶ月齢まではあらゆる刺激に慣らす努力を
この時期に出会わなかった経験に大きな拒否反応を示すようになる
たとえば、オオカミの子はこの時期、他の大型肉食獣、人間などの危険な存在には出会わない。つまり、将来これらに出会うと逃げればいい、と考える。いろいろな人間(老若男女)猫、テレビ、電気掃除機、クルマ、電車など、犬が将来出会うであろう最初の事物にこの時期に会わせることが非常に重要

(←この社会化期も6週齢から16週齢【生後4ヶ月】と書かれた本もありました。いずれにせよ遅くても20週齢【生後約5ヶ月】頃で仔犬の吸収期は終わるということみたいです。禎)

(←この社会化期が非常に重要で、いろんな刺激に慣らす時期です。いろんな音、いろんな人、いろんな犬、いろんな動物、猫、鳥、人間の子ども、老若男女に出会わせること。この時期に会ったことないものに将来出会うと怯えたり、吠えたりするらしい。たしかに、見たことないものに出会うとそりゃ怖いもんね。禎)

(←「生後3ヶ月までに100人の異なった人に抱いてもらえ」動物行動学者イアン・ダンパー という言葉もあるくらいらしいです。禎)

③社会化と予防接種
◎できるだけ多くのタイプの人手に触れる。とくに幼児(手を洗わせる)
◎室内から外を見せる。クルマで繁華街に行く。抱いて街の様子を観察させる(ぜひ行うこと)
◎多少危険だが予防接種を受けた健康な犬と接触させる
◎食事、運動、休養などの正しい健康管理が大事

④仔犬の入手時期
7週齢〜8週齢がおすすめ(生後2ヶ月たつ頃)
・母犬、兄弟犬との付き合いができる
・社会化の時間が十分ある
・5週齢以前の犬では早すぎる(噛んで反撃された経験がない)
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(なぜこの話を書きたかったかというと・・・)
先日とあるホームセンターに行ったら、ペットコーナーがありました。いろんな人たちがその仔犬たちを眺めています。その中で毛がボサボサのトイプードルが黄ばんだおしっこシートの上にうつ伏せで寝ている。「トイプードルにしては大きいな」と気になって名札を見てみると誕生日は去年の11月。ということは生後6ヶ月・・・。たしか生後6ヶ月までには「社会化」というしつけの中でも重要な経験をさせなければいけないはず。こういうペットショップではそういうしつけは終わっているのだろうか。本で読んだだけの知識ですが、生後間もない頃の犬が出会う経験がとても大事だとどの本も言っている。ペットショップのこの仔犬たちは大丈夫なんだろうか・・・。キャンキャン吠えている仔犬、歯がかゆいのか、ケージの縁の金属部分をなんとか噛もうとしている仔犬。ちょっと心配になったのでした。

馬車の効率・・・実践するドラッカー「思考編」④

ドラッカー思考編

実践するドラッカー「思考編」の中で、生産性を高めるための条件のひとつに「イノベーションを継続して行うこと」とドラッカー教授が言っています。その「イノベーション」という言葉の解釈について著者である佐藤等さんが書いた文章です。最後の一行が、魚の小骨のように喉の奥に引っかかっています。

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「イノベーション」という言葉は、日本においては「技術革新」と訳されることも多いのですが、本来の意味はもっと広いものです。この概念は、ドラッカー教授の父アドルフの友人でオーストリアの経済学者ジョゼフ・シュンペーターの著作『経済発展の理論』で示されたものです。「郵便馬車をいくら連続的に加えても、それによって鉄道を得ることはできない」というたとえによって、この考えは一気に広まりました。

ドラッカー教授も『イノベーションと企業家精神』でイノベーションの原理と方法を世に問いましたが、必ずしも技術分野でのみ起こるものではないことを、マクドナルドの例で示しています。

レイ・クロックが創業者マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を得て、アメリカはおろか、世界的なハンバーガー・チェーンに飛躍させたのは、いつでもどこでも同じ味とサービスを提供する合理的なシステムを構築し、ビジネスを飛躍的に進化させたからでした。

知識労働者が生産性をあげるための条件にある、「イノベーションを継続して行う」とは、新しい価値を生み出すことで、アウトプットの質を飛躍的に変える、という意味です。

「馬車」の効率を高めることばかりを考えていないか、いまの仕事における「鉄道」は何か、考えてみてください。
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(←「馬車の効率」という言葉がボクには「競合プレゼンの勝率をいかにして上げるか」に見えてしまいました。ボクは「鉄道」をつくる仕事をしたい。禎)

教える・・・実践するドラッカー「思考編」③

ドラッカー教える

『人に教えることほど、勉強になることはない。人の成長の助けになろうとすることほど自らの成長になることはない』ーーー「現代の経営」P262

『本質を理解しなければ教えられない。わかりやすく伝えるスキルを身につけることで学びの質が高まる。大切なのは出し惜しみしないこと。すべてを出し尽くすと、不思議なことに、空になったスペースに最新の知識や情報がするすると入ってくるのです。教えることは、成長するための強力な道具です』

(←たしかに、人に教えるということは自分が十分理解していないと伝わらない。わかりやすく伝えるために例え話をしたり。例え話がうまい人は一番理解している人だと思う。禎)

(←ボクの知っている中で例え話の天才といえば糸井重里さんだ。糸井さんは難しい単語を使わずに、難しい話をカンタンに話してくれる。「コンテンツ」を「出し物」と言ったり、「市場」を「ほしい人たち」と訳したり。禎)

(←コピーライター養成講座をずいぶん長くやらせてもらっている。教えることが自分の成長につながっているのだろうか。専門コース中村組は12代目。ということは12年続いているということ。話す内容はリニューアルしているはずだが、話し方はどうだ? 禎)

(←もっとわかりやすく、もっと膝を叩く例え話はできないか。相手にいかに納得してもらうかを考えることは、プレゼンすることと同じだな。「なるほど!」「腑に落ちた!」「そうだったのか!」が伝わる教え方をもっと追求せねば。それが自分にも跳ね返ってくるんだ。と考えさせられました。禎)

働く動機・・・実践するドラッカー「思考編」②

働く動機

「現代の経営」(ドラッカー著)の中の、中世ヨーロッパの逸話です。

ある人が工事現場の脇を通りがかり、
汗を流して働いている数人の石工に「何をしているのか」と問いかけました。
一人目の人はこう答えました。「これで食べている」と。
二人目は手を休めずに答えました。「国で一番腕のいい石工の仕事をしている」と。
最後の一人は、目を輝かせて答えました。「教会を建てている」と。

「現代の経営」の逸話はここで終わっていますが、
この工事現場の一番奥には、こう答える石工がいました。
「この地域の心の拠り所をつくっている」と。

ドラッカーはこの逸話を通じて次のように書いていました。

『常に自らなすべきことを問い、自ら学ぶべきことを問う。
 働く動機は様々で、同じ人でもキャリアとともに動機が進化していくこともある』

(←働く動機は進化する・・・・か。自分を振り返ってみると・・・たしかに「働く動機」は変化してきていると思う。コピーライターになりたくて広告業界一本に絞って就職活動をしていた頃。宣伝会議コピーライター養成講座で学んでいた頃。JWトンプソンに就職が決まり、営業として働き始めた頃。転局試験を受けるために「作戦A」「作戦B」でアピールしていた頃。結果的にサン・アドにコピーライターとして入社した頃の「働く動機」。TCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を獲った後の「働く動機」。電通に移籍してからの「働く動機」。そしていくつかの大きな賞を獲ってからの「働く動機」。そして、最近。九州パンケーキのオフコマーシャルという仕事をしてからの「働く動機」。自分の中でたしかに変わってきたように感じている。禎)

(←『常に自らなすべきことを問い、自ら学ぶべきことを問う』を実践せねば。禎)

知識は本の中にはない・・・実践するドラッカー「思考編」①

ドラッカー思考編
『知識は本の中にはない。本の中にあるのは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である』ーーー「創造する経営者」P144

(→たしかに。本だけ読んで医者にはなれない。医学部を卒業しても、すぐに医者にはなるわけではない。禎)

『単に「知っている」状態から、「わかった」状態にもっていき、実際の行動を通して仕事につなげていく』

『データは情報。それを元にして行動に結びつくのが知識。真の知識とは、情報の量や質ではなく、価値という成果を意識し、特殊な言語を誰にでもわかる言葉に翻訳できる能力を伴う』

(→そういえば、カタカナ業界用語を小学生にわかるように説明できるひとこそ、ものごとを本当に理解できている人だと池上彰さんは「伝える力」で言っていた。「日本銀行って何?」を小学生に説明できるかどうか。禎)

『知識とは、個人や組織が何らかの成果をもたらすような行動を可能にし、何かあるいは誰かを変えるものである。知識とは何かを変えるものであることを認識するだけでも、何かが変わっていく』ーーー「新訳・新しい現実」P285

『自己啓発書を読んだり、セミナーを聴いて「よし、私も!」と高揚しても、一ヶ月後に何も変化が起こっていないことはないか。情報という素材を仕入れただけで、何も調理していないからだ。「情報(素材)」は、調理して初めて「知識」に変わる。調理の経験を何度も積んで、腕が上がるとそれが成果になる』

(→アイタタタ。ごもっともです。高揚感だけで満足していました。実践・習慣・行動という「調理」をしてませんでした。ドラッカー先生、今日から実践します。今日から習慣にします。今日から行動します。禎)

(→電通の先輩、本田亮さんも著書の中で「持ち運べる財産を持とう」と言っていた。セミナーでご本人からも聴いた。ボクは、立派な本を買っただけでもう、なんか立派になったような気がしていたフシもある。本をたくさん買うだけじゃダメ、読むだけでもダメ、読んでノートをつけるだけでもダメ。それが自分の行動・習慣になって初めて血や肉になる。血や肉になって初めて「持ち運べる財産」になるんだな。禎)